立命館大学国際平和ミュージアム Kyoto Museum for World Peace, Ritsumeikan University

リニューアルの記録紹介 Renewal record

 

 

 

アカデメイア立命21(リニューアル前)
2022年2月に収蔵資料の引っ越し、3月に事務室の移転を終えたミュージアム。かつては来館者や学生でにぎわっていたエントランスや展示室も、いまでは人気(ひとけ)がなく、ひっそりとしています。これからアカデメイア立命21の本格的な躯体工事がスタートします!

 

 

 

資料の整理・移動
資料は、運搬と保管のため、1点づつ点検し、梱包します。6メートルを超える大きな写真作品を壁から外したり、小さな資料が壊れないように紙に包んだり、4万点を超える資料の搬出の準備が整うまで、作業は毎日続きました。梱包された資料は、京都市内の美術品倉庫に運び込まれました。トラックへの積み込み、美術品倉庫への運搬、搬入作業に、約2週間の日数を要しました。

 

 

 

わだつみ像引っ越し
アジア太平洋戦争末期に戦場へ駆り出され命を落とした戦没学生の「嘆き」「怒り」「苦悩」を表し、立命館の平和の理念の象徴でもあるわだつみ像。リニューアル期間中は平井嘉一郎記念図書館に展示されるため、取り外され、引っ越しました。

 

 

 

学生WSの様子
新しい展示では、来館者に問いかけ、「来館者が未来の平和を考える」ことを大切にします。その具体的な問いの検討に、学生スタッフもワークショップを通して参加しています。そこでは、「身近な生活体験の中から考えてもらうには?」、「体験のない世代がどう戦争体験を語り継ぐか問いかけたい」、「なぜ差別が生じるのか考えてもらいたい」など、真剣に意見が交わされています。

 

 

 

リニューアルにむけての打合せ
今回のリニューアルは、資料の収蔵環境改善のための収蔵庫移設、学生や市民が集うことができるピース・コモンズの設置、展示の更新と盛り沢山です。日々、工事の進行、新しい展示の設計、改修前後の引っ越しなどの調整が重ねられています。

 

 

 

工事の様子 その①
展示室では、旧展示の照明やパネル、バナーを取り外した後、天井や壁材、床材などをはがす作業が進められました。むきだしになった天井のダクト、打ちっぱなしのコンクリート壁など、作業が進むにつれて、これまで見えていた展示室とは異なる広々とした無機質な空間へと変わっていきました。

 

 

pagetop