立命館大学国際平和ミュージアム Kyoto Museum for World Peace, Ritsumeikan University

WEB常設展示  

WEB展示開始にあたって

館長 吾郷眞一
立命館大学衣笠総合研究機構 教授

「わだつみ像」

本郷新作 現在のわだつみ像は1970年に再建され、1992年2月に国際平和ミュージアムに移設され、現在に至っています。

ようこそバーチャル立命館大学国際平和ミュージアムにいらっしゃいました。
立命館大学国際平和ミュージアムは、立命館大学が1992年に世界の大学に先駆けて開設したものです。実は、昭和の戦争の時代には、立命館大学も戦争協力の道を歩みました。多くの学生がペンを銃に持ち替えて戦場に赴くのを見送り、大学の構成員である、若い尊い命が失われました。戦後、立命館大学はこの悲痛な経験を深く反省し、教育と研究の基本に改めて「平和と民主主義」の理念を据え、2度とペンを銃に持ち替えることのないように、平和への努力を重ねて来ました。1953年には、戦没学生の怒りと悲しみと苦悩を象徴する「わだつみ像」を設置し、市民運動と連携し、毎年夏「戦争展」を開催するとともに、12月8日の太平洋戦争開戦の日に「不戦のつどい」を開いて来ました。

大学立の博物館であることの特徴は、展示に総合的学術研究の成果がでていることにあります。具体的には、「平和を見つめて」部分で歴史を客観的に見据えるのみならず、「平和をもとめて」の部分では社会科学の知見も取り込んだ、将来に向けた展示がなされていて、他の同種の博物館では見られない、平和について主体的に考える素地を提供しています。現在進行中のリニューアルでは、この点を歴史部分に融合させて、さらに充実させてまいりますが、現在でも面白い展示となっています。

世界の戦争と平和の歴史、および市民社会と私たちの将来についての展示をご覧いただきたいと思います。

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